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退職金の支給について

先日20年間勤めた会社を退職しました。
当社には、退職金の規程はありませんが、過去に退職金が支払われていたと聞いたことがあります。退職金は支払われるでしょうか。

退職金について、使用者の労働者に対する支払いは、法律で義務づけられているものではありません。
労働契約、就業規則、労働協約等で退職金の支給条件が定められている場合には、労働基準法上の「賃金」として支払義務が発生します。しかし、規程が無くとも、これまでに退職金が支払われていた慣行や「支払う」という個別的合意があれば、退職金を請求する根拠になると考えられます。

※慣行とは、当該企業において、一定の事実が相当期間にわたり反復継続して行われ、これに従うことが労使双方で当然とされている場合をいいます。判例では、退職金規程はないが、これまでわずかの例外を除いて退職者全員に退職金が支給され、支給基準も同一であった場合は、退職金支給の慣行が成立しているとされました。
(東京地裁判決 昭48.2.27 宍戸商会事件)。

【事例作成日】2015年3月18日

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