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時間単位年休の計画付与

弊社は1か月の中で業務に繁閑があり、毎月一定の時期に、午前中で仕事が終わり午後から従業員が手持無沙汰になってしまいます。そこで会社が日時を指定して時間単位年休を与え、有給休暇を消化させようと思うのですが可能でしょうか?

 

残念ながら、会社が指定して有給休暇を時間単位で与えること(時間単位年休の計画的付与)はできません。

時間単位年休は、労働者が時間単位による取得を請求した場合において、請求した時季に時間単位により年次有給休暇を与えることができるという制度です。つまり、会社が労働者に対して時間単位年休の取得を義務付けるものではなく、計画的付与として時間単位年休を与えることも認められないとされています(労働基準法第39条)。

【Ⅰ】時間単位年休制度を導入するためには下記4点を定めた労使協定の締結が必要です。

①時間単位年休の対象労働者の範囲
②時間単位年休の日数
③時間単位年休1日の時間数
④1時間以外の時間を単位とする場合はその時間数

【Ⅱ】時間単位年休では、分単位など時間未満の単位での休暇は認められていません。

そのため、時間単位年休1日の時間数は所定労働時間を基に定めますが、所定労働時間に時間未満の端数がある場合は、端数を切り上げることになっています。
(例) 所定労働時間7時間30分の場合は、時間単位年休1日分は8時間となります。

【事例作成日】2013年11月6日

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