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会社行事における労災の認定

当社では毎年会社行事として球技大会(会社の休日を利用)を開催しております。今年も例年通り実施したのですが、競技中に社員同士が接触してしまい、うち1名が足を骨折してしまいました。

このような場合、労災保険の適用は受けられるのでしょうか?なお、この球技大会は自由参加の形式をとっており休日手当等の賃金の支払いもありません。

労災保険の保険給付は「業務」または「通勤」が原因で生じた負傷または疾病、死亡等の場合に支給されることとなっており、業務災害として認められるかどうかは、「業務遂行性」及び「業務起因性」の有無によって判断されます。

「業務遂行性」とは、労働者が労働契約に基づく事業主の指揮命令下にあるかどうか、「業務起因性」とは、業務と傷病等の間に一定の因果関係があるかどうかというものです。

ご質問のケースにおける会社行事の球技大会は、自由参加のため参加者に対して休日手当等の支払いもなく、不参加者に対して欠勤減額等の不利益な取り扱いもないため、福利厚生的な意味合いが強く、業務遂行性が認められないと考えられます。また、業務中ではなく競技中のケガということですので、業務起因性も認められないと考えられます。従って、労災保険が適用となる可能性は低いと考えられます。

【事例作成日】2013年10月16日

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