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有期契約に試用期間

契約期間を定めて採用した労働者と有期労働契約を締結する際、試用期間を設けることができますか?

 

設けることは可能です。但し、その効果はというと、期待できるものではありません。

労働契約法17条1項では、使用者は、有期労働契約について、やむを得ない事由がある場合でなければ、使用者は契約期間満了までの間に労働者を解雇できない旨規定されており、その為、例えば、1年の有期労働契約者について3か月の試用期間を設けた場合、試用期間中であっても「やむを得ない事由」がなければ本採用拒否できないものと考えられます。確かに試用期間を設けることで、「やむを得ない事由」の解釈が緩やかになる可能性はないわけではないが、大幅に緩やかに解釈されることは期待できないものと思われます。そう考えると、有期契約労働者について試用期間を設けることはできるものの、その法的な効果は極めて限定されると考えるべきと思います。

【事例作成日】2013年2月20日

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